チームラボ・猪子氏が語る、「やりたいこと」を見つけるたったひとつの方法

やりたいことがみつからなくてもいい。

「やりたいことなんか見つからないですよ。見つからない、見つからない! 時代とともに必要なスキルってすごい勢いで変わっていくわけです。新しい時代で必要なスキルを学校が若い子に教育してくれたら、古い人たちはその新しいスキルを持ってないから(若い子が)必要がられるんですよ。

そうすると適当な感じでも「やってやって」みたいな感じで仕事がいっぱい貰えるし、就職も受かるし。そのうちに社会に必要とされているから何か嬉しくなってきて、もう少しやろうかっていう感じで「この仕事もいいかな」と思ってくるっていう。何が言いたいかわからなくなってきたけど。」(logmiより

古い記事だが猪子さん、いいことを言うなと思う。

ずっと、自分はやりたいことがたくさんあるし、やれることもたくさんあると思ってきた。でも、いくつかサービス立ち上げたり、起業してみたり。でも、段々と自信がついてきたら、いつの間にかそれは単なるエゴになっていた。

やりたいことをやれば、はキレイ事。

やりたいことが明確な人はそれだけで幸せなこと。分かっていてもやらないなら何か理由があるか、実はやる気がない。

普通は突き詰めれば突き詰めるほど何も見つからなくて悶々とするわけで。だからこそ、無駄に理由を探して時間を過ごすよりも、行動して、身の回りに波を作り出してみたほうがいい。

それでも、そんなことは分かっていても、時には時間が必要なこともある。分かっていても、理由を探したくなるからこそ人間なのであって責めることはできないなと思う。

でも、生きがいというものは、人との関わりの中からしか生まれてこないものだし、自分が切り拓いたように見える道も、全て、両親を含め、誰かとの関わりの中で自然と背中を押され、自分が役に立てたという感覚があり、そういった繰り返しの中で無意識に創りだされ、歩みだしていったものだということは言えると思う。

結局のところ、人は、テロリストでさえ、誰かの役に立たないと感じることはできない生き物で、何かを成し遂げたい、という欲望は全て最終的にそこに回帰している。それって本当に人間の根幹にあるもので、AI時代、ロボット時代でもロボットと人間の大事な差になるのかもしれない。

参照元:http://logmi.jp/9198(チームラボ・猪子氏が語る、「やりたいこと」を見つけるたったひとつの方法)

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