平清盛。
今年のNHK大河ドラマを、毎回欠かさず見ている。
命を懸けた戦乱と権力闘争を、
何十年にも渡って生き抜き、
頂点に上り詰めた人の姿、強烈な信念。
それを取り巻く政治の頂点の人達の立ち居振る舞い、
トップを支える家人の人達の行動、
側にいる家族のあり方。
自分のこれまでの生き方、感じてきたものに照らしてみて、
得るものが毎回非常に多い。
今日、8月19日の会で、
遂に太政大臣に昇りつめた清盛。
100日後に自らその職を辞職したというように描かれている。
全てが1つの目的のためにあり、
その為に何年も途方も無い深慮の中、張り巡らした戦略、耐え抜いた屈辱。
大きな夢、志のために払った犠牲。
運が自分を向くよう、忍耐を重ね、大義を貫き、
一方でしっかりと実績を上げ、責任を果たす。
大きな何かを見据えるということ、
それでいながらその根元は身近な小さなものをしっかりとした愛情で守ることにあるということ、
この2つを妥協せずにひらすらに求め続けるところから、
迷いない進む力が生まれるということを、
感じずにはいられない。
自分が何を感じているのかまだうまく言葉にできず、
ただ、学ぶべき題材は世の中に溢れている。